バイアグラの有効成分シルデナフィル・クエン酸塩とは?

ED治療薬バイアグラの有効成分シルデナフィル・クエン酸塩について

ED治療薬として日本でも有名な薬にはバイアグラがあります。バイアグラを飲むことで加齢などにより勃起不全になっていた方も解消されるケースが多くなります。知名度のあるバイアグラですが、これはあくまで製品名であり、実際にEDに効果を発揮しているのは、その有効成分であるシルデナフィル・クエン酸塩です。
バイアグラの特許期間は終了しており、今はバイアグラのジェネリック品もたくさんのメーカーでいろいろ製造・販売されています。そのバイアグラジェネリック品には必ず有効成分シルデナフィル・クエン酸塩が配合されています。

シルデナフィル・クエン酸塩がED治療薬として誕生した理由

バイアグラの有効成分シルデナフィル・クエン酸塩が誕生した背景は、ちょっと変わっています。それは元々ED治療薬として開発されたものではないということです。
当初、シルデナフィル・クエン酸塩は狭心症の治療薬としてイギリスで開発されました。もちろん製品化されたわけではなく、あくまで研究段階です。狭心症への効果を検証するために、狭心症の被験者に服用したところ、勃起不全が解消されたことからシルデナフィル・クエン酸塩がED治療への有効性が持ち上がり、ED治療薬としてバイアグラが誕生したのです。ちなみに、当初の目的であった狭心症治療剤としての有効性は認められなかったそうです。

狭心症治療薬として開発されたが、狭心症治療薬との併用は禁止

シルデナフィル・クエン酸塩は、ほてり鼻づまりなどの軽度の副作用はあるものの用法・用量を守れば毎日服用しても問題ないものです。もちろん、何らかの持病がある方、薬を飲んでいる方などは主治医と相談した上で併用の様子を見なければいけないです。
ただ、様子を見る云々ではなく、併用が禁止されている薬があります。それは狭心症の治療の為に用いられているニトログリセリン系の薬になります。バイアグラを服用して死亡したという事例は過去にありましたが、この中には狭心症の薬とバイアグラを併用したことで引き起こされています。これらの薬とシルデナフィル・クエン酸塩を併用すると、血圧が急激に下がってしまい、命の危険もあります。ですので、狭心症の治療を行っている方はその薬を確認してみないといけません。
シルデナフィル・クエン酸塩は狭心症の薬としての有効性は認められなかったものの、やはり実際の狭心症の薬と併用すれば同じような効果で副作用が強く出てしまうのでしょう。(2017年現在)